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幕末・明治の写真と絵葉書 イマジンネット画廊ブログ

古写真と絵葉書を通して、古き良き日本の生活を紹介していきます。

ワンダーウェル一行自動車世界一周旅

ワンダーウェル一行世界一周 ガーゴイルモービルオイル 写真 (151203-020)

1920年代に自動車で世界中を旅したワンダーウェル一行が日本に立ち寄った際に撮影されたもの。
現在ペガサスのロゴでお馴染みの潤滑油ブランドMobilですが、当時はガーゴイルのイラストが描かれています。

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だるま型自転車

だるま型自転車
"今月の一枚はだるま型自転車である。前輪と後輪を横倒しのだるまに見立てた名前で、英名のペニー・ファージングもイギリスの大小の硬貨に準えている。明治に日本に輸入され、日本の職人が見よう見真似で造った国産品もある。しかしペニー・ファージングには手作業では製造困難な部品が使われており、熟練の職人の手を以ってしても技術的なところまでは再現できなかった。通信省で採用され、だるま型に乗った郵便配達員の写真やイラストが残されている。"
(今月の一枚)

長距離列車で熟睡する乗客

長距離列車で眠る客

"当時の長距離列車は昼夜を駆けないと目的地に辿りつけず、必然として夜行列車でもあった。
手前の客は自分で持ち込んだのか、寝台車でもないのに枕を使っているし、皆思い思いの格好で眠っている。客席にはゆとりがあり、それなりに優等席ではないだろうか。乗客の装いから明治中期頃の風景ではないかと思われる。
当時の列車の写真は外観や乗客なしの内観が多く、実際の乗車風景を写したものは珍しいように思う。各々の気持ちよさそうな寝顔までつぶさに見て取れる。大口を開けている男性陣の奥に居る女性客が顔を伏せているのがまた味わい深い。長旅の疲労までがこちらに降りかかって来るようなリアリティを感じる一枚。(S) "
(今月の一枚)より

明治 馬車鉄道(山梨)

01-1902-002馬車鉄道
(写真の詳細)

馬車鉄道は、1882年(明治15年)に「東京馬車鉄道」が開業すると、その後全国的に広まり、電車に移行するまでの20年間ほど活躍した交通手段です。
時速は平均8km。人力車や馬車よりは運賃も安く、レールの上を走るため馬車より乗り心地がよいとして人気がありました。
生き物であるため管理が大変で、糞尿を撒き散らすなどの問題もあり、電車に取って代わられる形で無くなってしまいましたが、時間に縛られ過ぎない当時の社会状況といい、どこかノホホンとした光景が失われてしまったことは惜しまれます。

雁鍋、馬車鉄道―明治の上野駅

三橋/右奥に馬車鉄道
三橋/右奥に馬車鉄道
"上野駅の写真は多々あるが、今月は中でも珍しい駅周辺の画像を集めた。
東京馬車鉄道が上野に開通したのは明治15年~明治16年のことで、鉄道の損壊や糞尿の問題などで路面電車に移行するまで20年間営業が続いた。乗り降りの場所は自由で、乗りたいときは手を上げれば良かった。現代のバスとタクシーのような感覚だろうか。
山下にあった「雁鍋」は幕末より名のしれた料理屋で、夏目漱石、森鴎外、正岡子規らも通っていたといい、作品内にもしばしば名前が登場し、大正はじめに発行された「下谷繁盛記」も雁鍋について触れている。上野・文京周辺には明治の文豪が多く集まっていた。 "
(今月の一枚)