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幕末・明治の写真と絵葉書 イマジンネット画廊ブログ

古写真と絵葉書を通して、古き良き日本の生活を紹介していきます。

雁鍋、馬車鉄道―明治の上野駅

三橋/右奥に馬車鉄道
三橋/右奥に馬車鉄道
"上野駅の写真は多々あるが、今月は中でも珍しい駅周辺の画像を集めた。
東京馬車鉄道が上野に開通したのは明治15年~明治16年のことで、鉄道の損壊や糞尿の問題などで路面電車に移行するまで20年間営業が続いた。乗り降りの場所は自由で、乗りたいときは手を上げれば良かった。現代のバスとタクシーのような感覚だろうか。
山下にあった「雁鍋」は幕末より名のしれた料理屋で、夏目漱石、森鴎外、正岡子規らも通っていたといい、作品内にもしばしば名前が登場し、大正はじめに発行された「下谷繁盛記」も雁鍋について触れている。上野・文京周辺には明治の文豪が多く集まっていた。 "
(今月の一枚)

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明治 傘屋

01-8002-132傘屋ブログ


今年も梅雨入りの季節となりました。本日は傘屋の写真をご紹介します。

和傘は、竹の骨組みに和紙を張り、柿渋や亜麻仁油などを塗って撥水効果を持たせたものです。
機能的にはとても優れていましたが、素材上耐久性があまり良くなかったという理由もあり、
明治22年に国内で洋傘の生産が始まり安価に手に入るようになると、和傘は次第に使われなくなってしまいました。

店の前に広げられた傘には、名前や屋号、店名など名入れをしてあるものが並べられています。
現代、ビニール傘に店名を印刷して貸し出しているのを見かけると、和傘の文化の名残だろうか?と思います。

明治道頓堀の帽子屋

道頓堀帽子店
(写真の詳細)


本日ご紹介するのは明治大阪道頓堀の風景です。
左下曲がり角には帽子店があり、ショーウィンドウに沢山の帽子が並んでいます。
看板には「HATS」「CAPS」と英字が使われているのが目を惹きます。
通りの奥にはキネマの文字と上映作品タイトルと思われる大きな旗が。

神田・青物市場の風景

神田青物市場
(写真の詳細)

神田多町は江戸時代に菜市が開かれてから御用市場として発展し、
関東大震災が起こるまで近代でも青物市場として栄えていました。
野菜の入った籠を担ぐ青年たちのポーズがきまっている一枚です。

虫売り

虫売り
(写真の詳細)

スズムシの鳴き声が聴こえる季節になりました。今回は虫売りの写真をご紹介します。
スズムシの養殖が始まったのは江戸時代からで、おでん屋さんが副業で始めたのが起源だそうです。
スズムシの他にも、クツワムシ、マツムシ、カンタン、キリギリスや、季節によってホタルやタマムシ、ヒグラシなどを販売していたようです。
虫篭も工芸品のようで、なんとも風流ですね。