幕末・明治の写真と絵葉書 イマジンネット画廊ブログ

古写真と絵葉書を通して、古き良き日本の生活を紹介していきます。

見沼氷川公園



本年最後の写真のご紹介です。
本年もイマジンネット画廊ブログを御愛読いただきまして、誠にありがとうございました。
来年もイマジンネット画廊共々よろしくお願い申し上げます。

"写真はさいたま市に現存する見沼氷川公園場所で明治初期~中期頃に撮られた古写真と思われる。
日本で初めての公園と言えば、明治元年神戸居留地につくられた東遊園地、続いて横浜居留地に明治3年につくられた山手公園である。東京に限れば、公園制度が明治6年に制定されたものの、当初は上野公園や芝公園など寺社境内の公園化が中心であり、一から新しく作る公園として、日比谷ヶ原が明治26年に日比谷公園と命名され、紆余曲折を経て明治36年に完成した。

この写真の驚くところは、公園という概念が未だ一般化していない時代、写真機が余り普及していない中にあって、公園が居留地周辺以外の場所で映し出されていることである。
もしかしたら、撮影者は単にローカルな花見風景を 撮りたかっただけかもしれない。

大八車の後ろにある土手にいる人物が氷川公園の名入りの半纏を着ている。これから始まる公園化の模様を呈している。
現代の氷川公園が花見の名所としても有名であるが、その始まりを思い起こさせる桜の木が画面の中に登場している。

土手にいる人物のヘアースタイルに注目。花見見物を演出してか、手古舞装束に見える。"
(今月の一枚より)

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新吉原大門の桜

新吉原大門 弁天像
(写真の詳細)

本日ご紹介する絵葉書は、浅草新吉原の大門です。
1656年日本橋から浅草に移転した吉原は新吉原と呼ばれ、
明治の後期には元はなかったアーチが付け加えられました。

アーチには桜の花の電球装飾が取り付けられ、
中央には弁天か乙姫のような像が立っています。

背後に見える桜と相まって、とても華やかですね。

明治 大掃除 美人

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(写真の詳細)

早いものでもう12月ですね。
今回は、掃除をする女性の写真をご紹介します。
着物にたすきをかけた家事ルックが凛々しいです。

現代では大掃除と言えば年末の28日ごろに行うことが多いですが、
江戸時代の大掃除の行事”すす払い”は、12/13日ごろだったそうです。
交通手段が徒歩だったため、帰省する人がお正月に間に合うように等の理由があったようです。

毎年大変な大掃除ですが、この写真のような姿で掃除をしたら、はかどりそうな気がします。