幕末・明治の写真と絵葉書 イマジンネット画廊ブログ

古写真と絵葉書を通して、古き良き日本の生活を紹介していきます。

大丸屋呉服店

"今月の一枚は、老舗百貨店大丸の呉服店時代の写真である。右上三桁の電話番号から、恐らく明治~大正期の近畿地方の店舗ではないかと思われる。

大文字屋呉服店
(写真の詳細)



大丸屋呉服店歌川広重浮世絵
江戸大丸屋歌川広重浮世絵

大丸は享保2年、京都伏見に開業した大文字屋にはじまり、名古屋、日本橋大伝馬町などに開店していった。江戸末期の浮世絵には飲食店や呉服屋が盛んに描かれ広告としての機能も兼ねていた。下の2枚は歌川広重作で、いずれも江戸大丸屋を描いている。江戸進出の際それに先駆け、使用人が荷運びに持ち歩くのを見越して江戸の取引先に大丸印の派手で使い勝手の良い風呂敷を大量に贈ったという。その風呂敷が江戸庶民の間で話題になる。それでいざ江戸に店を開く時にはついにあの大丸が江戸に来たぞ、といった具合にことが運んだというので宣伝効果は抜群だったようだ。日本の広告宣伝がどう発達してきたのか興味深い。江戸店は現大伝馬町タキトミビルディング辺りに位置していた。(S) "
(今月の一枚)より
スポンサーサイト

Trackback

trackbackURL:http://imaginenetgallery.blog.fc2.com/tb.php/187-41073c19